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年金はチャットレディも支払わなければいけない?
年金に対して「老後に受け取るもの」という漠然としたイメージを持つ人は多いでしょう。
日本の年金は社会保障制度の1つで、国民年金と厚生年金の2つに分けられます。
年金はすべての国民が納めなければいけないため、チャットレディとして働いている人も関係なく絶対に支払わなければいけません。
年金保険を支払っていなかった場合、年金を受け取れないだけではなく、財産を差し押さえられるリスクもあります。
年金をしっかりと納めていない人に対する対応は年々厳しくなっているため、きちんと支払うようにしましょう。
今回は、チャットレディだと国民年金と厚生年金のどちらに加入することになるのかを詳しくご紹介します。
国民年金と厚生年金の違いについて
国民年金と厚生年金について、明確な違いを答えられない人も多いでしょう。
まずは、この2つの年金にどのような違いがあるのか解説していきます。
国民年金について
国民年金は、国民年金法で定められている公的な年金です。
「基礎年金」と呼ばれることもあり、20歳以上60歳未満の人が全員加入することが義務付けられています。
保険料は、年齢や性別に関係なく一律が原則です。
2022年度の保険料は毎月1万6,610円となっていました。
国民年金を受け取れる金額に関しては、払込した月数に応じて変動するというルールになっています。
2022年度の老齢基礎年金は78万900円となっていますが、これは40年間ずっと保険料を支払った場合の金額です。
未納や免除があった分は支給されないので、満額の受給となりません。
厚生年金について
厚生年金は、日本における公的年金の1つです。会社員のように企業で働いている人が加入します。
厚生年金に加入できるのは70歳未満で常時雇用されている人となっているので、誰でも加入できるわけではありません。
国民年金の場合は20歳からの加入となっていますが、厚生年金は年齢の制限がないので16歳から常時雇用されている人でも加入できます。
厚生年金は、勤務先が半分負担してくれるので国民年金よりも負担が軽減できる、配偶者の扶養に入って負担をなくせるなどのメリットがあります。
国民年金を払うことのメリットとは?
年金を支払うことによって、様々なメリットを享受できます。
支払わないことによるデメリットは冒頭でも軽くご紹介したので、ここではメリットについてご紹介していきましょう。
所得税や住民税の控除を受けられる
国民年金の保険料は、すべて社会保険料控除の対象になります。控除の対象になるので節税につなげられるのです。
所得税や住民税は、それぞれの所得に応じて金額が決まります。
所得が大きければ税金の金額も大きくなってしまい、負担が大きくなってしまう場合もあるでしょう。
しかし国民年金をしっかりと納めていれば、控除の対象になるので税金を安く抑えられます。
障害保険が付与される
年金には、傷害年金と呼ばれるものもあります。
これは、万が一病気や障がいで生活や仕事に支障が出た場合に支給されます。
高齢になってから受け取れる年金とは別物で、若い内でも受け取れるので何かあった時にも安心です。
仕事や日常生活に支障があると判断された場合は、一生涯保証されます。
対象となる障害は、手足の障害など目に見えるものだけではなく、精神疾患やがんなどの内部障害も含まれます。
将来的に受け取れる年金が多くなる
年金をしっかりと支払っていれば、将来的に受け取れるお金が多くなるのもメリットとして挙げられます。
支払っていない期間があると年金額に反映されますが、払っていればその分受給額も増えます。
そのため、厚生年金に加入できない場合でも国民年金はしっかりと支払っておく必要があるでしょう。
死亡保障が付与される
国民年金には、遺族年金も含まれています。遺族年金は17年以上年金を払っている人が亡くなった場合、子どものために支給されます。
子どもが18歳になるまで毎年およそ80万円が支給されるのは魅力的です。
普段は主婦業をしながらチャットレディとして働いている人の中には子どもがいる人やこれから結婚して家庭を持ちたいと考えている人は多いでしょう。
子どもの将来を考えた場合も、国民年金は加入しておくべきです。
チャットレディが厚生年金をもらう方法はある?
厚生年金は会社に勤めている人が加入する保険なので、個人事業主に分類されるチャットレディは基本的に加入できません。
しかし、代理店選びを工夫すればチャットレディとして働きながら厚生年金に加入できます。
では、どのようなポイントを押さえた上で代理店を選べば良いのでしょうか?
正社員登用制度を完備する代理店で働く
チャットレディとして働きながら厚生年金に加入したい場合は、正社員登用制度がある代理店で働くのがおすすめです。
大手の代理店であれば、正社員登用制度を完備しているケースが多いです。
正社員登用制度を利用したいなら、在宅ワークで登録しないように気をつけましょう。
在宅ワークをするからといって自分で登録してしまうと、個人事業主扱いになってしまいます。
それでは厚生年金の対象にならないので、代理店に登録するのは必須条件です。
求人票や求人サイトに「正社員登用制度あり」と書いてある代理店を選ぶようにしてください。
もしも気になる代理店でそのような記載がない場合は、電話やメールなどで問い合わせてみて情報を集めましょう。
福利厚生の内容をチェックする
福利厚生の内容も必ず確認しておきましょう。
正社員登用制度があっても、福利厚生に厚生年金が含まれていない場合があるからです。
代理店によっては固定給がもらえるので収入は安定しますが、社会保険の加入は対象外になっているところもあります。
社会保険は厚生年金と健康保険の2つを含んだもので、必ず加入できるとは限りません。
社会保険制度や厚生年金制度といった言葉が入っているからチェックしてみましょう。
わかりにくい場合は、求人票を出している代理店に問い合わせて確認することをおすすめします。
社会保険に加入するためには、いくつかの条件をクリアしなければいけないため、誰でも入れるというわけではありません。
1年以上勤務する見込みがある、1週間に〇時間以上働けるなどの条件があるので、細かい条件を確認しておく必要もあります。
働き方に不安がある場合は代理店に相談すると柔軟に対応してくれる可能性もあり、保険にも加入しやすくなるケースも考えられるでしょう。
そのため、条件を見て無理だと諦めるのではなく、まずは相談してあなたに合う働き方ができるか回答をもらうようにしてください。
正社員としてチャットレディの仕事をするメリットはある?
チャットレディは基本的に個人事業主ですが、正社員になれる代理店もあります。
正社員になると、個人事業主とは違ったメリットを享受できます。
チャットレディが正社員として働くメリットを解説していきましょう。
確定申告をしなくて済む
正社員になると給与所得を得ることになり、源泉徴収を会社に行ってもらえます。
源泉徴収というのは、1年間で得た所得から税金を差し引くため、自分で申告をする必要がなくなります。
副業や業務委託でチャットレディの仕事をしている場合も確定申告を自分でしなければいけません。
また、個人事業主の場合は帳簿等の記入など面倒な作業もたくさんあります。
一方で正社員として働ければ、面倒な手続きをする必要がないので仕事に集中しやすくなります。
社会的な信用が得られる
正社員になると社会的な信用を得られるというメリットも享受できます。
何かを契約したり、ローンを組んだりする場合、社会的な信用がないと審査に通らない場合があります。
賃貸契約やクレジットカードの審査などは、正社員だとスムーズに契約が進むケースが多い傾向があるのです。
個人事業主やアルバイトは、契約時に収入が見込めることを示す書類や実際に収入を得ていると証明する書類が必要になる場合があります。
一方で正社員の場合は、そのような書類がなくてもローンなどを組める可能性が高いです。
借入する金額や正社員として働いている期間によっても審査の難易度は変わってきますが、正社員になって社会的な信用を得られることが大きなメリットだと感じる人は多いでしょう。
チャットレディとして働きながら厚生年金に加入したいならアリスがおすすめ
チャットレディは、基本的に個人事業主扱いになるので厚生年金に加入できないケースが多いです。
しかし、代理店によっては正社員登用制度を取り入れており、正社員として働ける場合もあります。
正社員になると厚生年金に加入できます。
厚生年金は、会社に勤めている人が加入する保険なので個人事業主だと受け取れません。
年金が全くないわけではなく、国民年金に加入することになります。
ただし、チャットレディだから正社員になれないというわけではありません。
正社員登用制度を取り入れている代理店を選択すれば良いのです。
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