チャットレディは賃貸の部屋を借りられる?賃貸契約の審査項目と必要書類を解説

【チャットレディ】賃貸契約は可能?審査の確認項目・必要な書類まで

物件の賃貸契約を結ぶ際は、家賃の支払い能力があるかどうかを審査するために、必ず不動産会社から職業や勤め先を聞かれます。しかし、チャットレディの仕事をしている方の中には素直に職業を言いづらく、きちんと借りられるのか不安に感じる方も多くいるでしょう。

そこで今回は、チャットレディでも賃貸契約ができるのかというところから、審査落ちを防ぐために揃えておくと良い書類まで徹底的にご紹介します。チャットレディの仕事をしながら賃貸契約がしたいという方は、ぜひ参考にしてください。

1.チャットレディは賃貸契約できる?

チャットレディは賃貸契約できる?

チャットレディの仕事でも、賃貸契約が可能な部屋はあります。
なぜなら、会社の給料や事業所得ではなく、在宅ワークなどの雑所得としてでも、一定の所得があれば部屋を借りることができるためです。

賃貸契約ができる理由とともに、契約時に仕事について訊かれた際の答え方を詳しくご紹介します。

1-1.基本的に職業を素直に伝える必要はない

チャットレディは、やればやれるほど稼げるメリットを持っている反面、些細なきっかけで収入が不安定になってしまう可能性を持っています。

そのため、賃貸契約を結ぶことを敬遠する大家や不動産会社が多いことは事実です。

しかし、不安視されているのは、あくまで収入が不安定である点です。チャットレディという職業そのものが問題視されているわけではないため、仮に断られたとしても気落ちする必要はありません。

また、賃貸契約を結ぶときに、事細かにどのような仕事をしているのか説明せずとも、部屋を借りることは可能です。

たとえば、チャットレディと伝えるためはなく、フリーランスまたは個人事業主と大まかなカテゴリーで伝える方法があります。

正直にチャットレディと伝えるよりも賃貸契約の審査が通りやすくなるうえ、嘘をついているわけでもないため、問題なく部屋を借りられます。

2. 賃貸契約(保証会社)の審査で確認される項目

賃貸契約(保証会社)の審査で確認される項目

賃貸契約を結ぶ際は、大家だけではなく、保証会社からの入居審査も通過しなければなりません。審査通過に必要なものは、職業や年収等の情報だけではなく、初めて個人で部屋を借りるケースで見落としがちな連帯保証人の存在もあげられます。

ここでは、各項目で注意すべきポイントについてご紹介します。

2-1. 職業・年収

職業や年収に関する審査は、社会的信用度の高い職業であればあるほど通過しやすくなっています。たとえば、公務員や大企業の社員など安定性が担保されている職業、あるいは医者のように安定して高収入が期待できる職業は、苦もなく通過できる代表的なものです。

一方で、審査に通りにくいのが、水商売や芸能人など収入が不安定になりやすい(所得証明がし難い)職業です。チャットレディも社会的に水商売の部類に含まれることが多く、収入が不安定として審査で不利になってしまいます。

収入を証明する書類の提出が求められることがあるため、直近の収入が証明できる書類は手元に残しておきましょう。

2-2. 連帯保証人

アパートやマンションの賃貸契約を結ぶ際、連帯保証人が必要です。連帯保証人は家賃滞納が起こったり、入居者と連絡が取れなくなったりした際に責任を負う人のことです。

両親や兄弟など家族に引き受けてもらう方法が最も手軽で安心ですが、場合によっては連帯保証人として認められないことがあるため注意してください。

たとえば、両親が既に定年退職している場合、仮に家賃滞納が起こったときに支払える能力があるのかどうかが疑問視されます。連帯保証人を両親に依頼する際は、年齢的な制限や収入で断られる可能性があることを、あらかじめ理解しておきましょう。

連帯保証人が身内で見つからないときは、寮完備店舗ありの求人を探す手もあります。通勤の手間がかからず、高級マンションやきれいな物件に住める求人も多いです。

ただし、副業ではなく本業でチャットレディの仕事ができる人でなければ、基本的に寮に入ることはできません。

3. 【審査落ちを防ぐために】揃えておくと良い書類

大家による審査落ちはあまり起こらないため、重視すべきは保証会社による審査の通過です。最も不安視される収入面を証明するためには、客観的な事実データを用意しましょう。

社会的信用度の高い書類であればあるほど、説得力の高い収入証明となります。たとえば、確定申告書や課税証明書など、行政を通した書類が収入証明書としておすすめです。

3-1. 確定申告書

確定申告書

確定申告書は、所得(収入から各必要経費を引いたもの)や控除額を申告するための書類です。所得税や住民税等の算出にも活用されるため、正確性が重要な書類でもあります。そのため、収入を証明するにも十分な信用度の高さを持っています。

提出する際は、確定申告書の第一表のみで良いでしょう。報酬の支払い元が分からないため、チャットレディをしていることが保証会社や大家にバレずに済みます。

確定申告書は、手書きかパソコンかのどちらかの方法で作成しますが、おすすめはパソコンでの作成です。パソコンで作成すると、収入と必要経費などを入力するだけで自動的に所得額や税金の計算をしてくれます。

また、作成したデータを保存できるため、確定申告書のコピーを取り忘れたまま提出しても、後から印刷することができます。

3-2. 課税証明書

課税証明書は、住民税の課税額などを証明するための書類です。大きくわけて2種類あり、必要に応じて自治体に発行請求できます。

・課税額証明
・全項目証明

課税額証明は、住民税の課税額のみが記載された非常にシンプルなものです。自治体によっては、課税標準額(所得金額から所得控除額を差し引いた額)も併記されている場合があります。

全項目証明は、住民税の課税額・所得金額・扶養家族の有無と人数・控除の内訳・課税標準額を記載しています。所得金額がはっきりと記載されているため、所得の証明には全項目証明のほうが確実ですが、事前に保証会社に問い合わせてから発行請求しましょう。

発行請求は、その年の1月1日に戸籍を置いている地域の自治体(市役所など)です。つまり、確定申告で決定する住民税を支払っている自治体に対して請求します。

1月2日以降に引っ越したなどの理由で直接窓口に行けないのであれば、代理人に依頼するか、役所に問い合わせて郵送を依頼する方法があります。また、本人が請求する場合と代理人に依頼する場合は持参するものが異なるため、注意してください。

本人が請求する場合発行手数料(300円程度)・本人確認書類
代理人が請求する場合発行手数料(300円程度)・委任状

本人確認書類は、運転免許証や写真付きマイナンバーカードなどです。委任状は各自治体のホームページでダウンロードできる他、車検用の納税証明書申請時に入手した自動車検査証の写しなどでも代用できる場合があります。

4. 確定申告が不安な方におすすめのチャットレディ求人とは

確定申告が不安な方におすすめのチャットレディ求人とは

賃貸契約時には、審査通過のために収入を証明する書類が必要です。信用度の高い確定申告書も、課税証明書も、確定申告をきちんと済ませていなければ正しいものは入手できません。

よって、チャットレディの収入が少なくとも、毎年必ず確定申告をしましょう。確定申告を行わないままでいると、ある日突然、数年分の税金と延滞税を一度に請求されてしまうリスクもあります。

仮に普段は会社員として働いていて、会社で給与所得を年末調整していても、チャットレディとしての所得は自力で確定申告しなければなりません。
専業主婦や学生がお小遣い稼ぎとして働いた分も同様です。所得税の課税対象とならなくても、収入次第で住民税の課税対象となる可能性があるためです。

しかし、確定申告は専門用語も多く、初めて目にする方にとっては難しいものです。確定申告を自分で行ったことがない方も多いのではないでしょうか。
自力でなんとか書類を作成できても、控除や経費の計上が正しく行えていなければ、税金や各種社会保険を多めに支払う羽目になるリスクがあります。自分では気づかないうちに、納める必要のない税金を納めて損をするかもしれません。

そのような不安がある方は、きちんと確定申告や税金関連のサポートを用意しているチャットレディ求人がおすすめです。顧問税理士に気軽に相談できるところや、専門家によるサポートが充実したチャットレディ求人を選ぶようにしましょう。

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まとめ

チャットレディの仕事でも、賃貸契約が可能です。ただし、収入の不安定さが審査のうえでマイナスになる可能性が高いため、客観的に収入を証明できる書類の用意をおすすめします。

また、チャットレディと正直に職業を伝えるのではなく、フリーランスや個人事業主など、ある程度大まかな伝え方をしておくと、審査に通りやすくなります。契約についての各種書類でバレることもありません。

チャットレディ求人探しから始める方は、賃貸契約や税金関係など、専門的な相談のできる会社がおすすめです。